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社会福祉法人たけのうち福祉会 相生こども園

電話でのお問い合わせはTEL.042-730-6337

〒252-0235 相模原市中央区相生2‐17‐3
Mail: aioi@tf-kai.jp

給食

給食へのこだわり

 給食室では、子どもたちにとって思い出に残る、給食づくりを目指しています。 毎日の給食をただ食べるだけでなく、「食育」を行うことで、子ども達に「食を知り、食を楽しみ、食を選ぶ力」を身に付けてもらいたいと考えています。 例えば、献立には旬の食材を積極的に取り入れ、一年のうちで、一番おいしい時期にその食材に触れることで、「食べ物や料理で季節を感じることのできる子ども」に成長できるための取り組みを行っています。


そのために、グリンピース、空豆のさやむき、とうもろこしの皮むきなど、子どもたちに給食で使用する食材の下処理のお手伝いをお願いしています。お手伝いの前には、その食材について、一緒に考える時間を設け、より興味を持つような働きかけをすることで、お手伝いした食材が苦手であっても、「食べてみよう!」と挑戦してくれる子が多いと感じています。 視覚からの情報は、子ども達にとって理解しやすいと思うので、模型やイラスト、写真を使いながら、できるだけ分かりやすく伝える工夫をしています 。

 

他にも、国内外の食文化をより身近なものにするために、日本の五節句などの年中行事だけでなく、世界のイベントの日にも、その行事に合わせた食事を提供しています。文化の違いを合わせて伝えることで、見て、聞いて、食べて、学べるようにしています。

 

 将来豊かな食生活を送るための基礎作りは、乳幼児期に様々な食材、調理法に触れることが大事だと思います。日々の給食には、子ども達が大好きなものばかりではなく、苦手な子が多いかな?と思うようなメニューもあえて取り入れています。その時は食べることができなくても、園生活のなかで、子ども自身が成長し、「ひとくち」食べられるようになれば、それは子どもにとっても大きな一歩になり、自信がつくことで、さらに挑戦しようと思うきっかけになれば良いと思います。 給食室でも、苦手な子が多かったメニューは、食べやすくするにはどうしたら良いかを考え、レシピを見直し、より質の高い給食作りに努めています。

 

給食は「おいしさ」はもちろんですが、「安全・安心」であることが第一です。給食室の職員全員が、厚生労働省が出している大量調理施設衛生管理マニュアルに準じ、入念な手洗いに始まり、衛生面を第一に考え、調理作業を行っています。