給食
給食へのこだわり
こども園では、食べる意欲を育み、食生活の基礎が作られる大事な時期の子どもたちが、健康で質の良い生活を送れるように、日々取り組んでいます。献立は、常に旬の食材を取り入れ、和食や、中華、イタリアンをはじめ、様々な国の料理を取り入れています。いろいろな国の料理に触れることで、味覚を育てたり、年中行事に合わせた献立を提供することで、食を通じて伝統に触れてもらうきっかけ作りをしています。
離乳食、アレルギー食は、問診表を各家庭から提出してもらい、家庭での食生活の情報をもとに、一人ひとりの食事のペースに合わせて進めています。担当保育教諭と打ち合わせをして、子どもたちにとって最適な食形態をとるようにしています。
子どもの中には、見た目で食べない、食べず嫌いがありますが、それでは新しい味を体験する機会を失ってしまいます。苦手なものが食べられたという体験は、自信と達成感を得られ、物事を前向きに取り組む姿勢に繋がるので、子どもが苦手だけど「食べてみよう」と思うきっかけになるよう、形を変えたり、子どもが好きなカレー風味で味付けをかえたり、お弁当給食を作り、子どもたちが屋外で食べたりと、工夫をしています。また、学年ごとに行われる誕生会は、市販のケーキではなくスポンジを焼いて、手作りのオリジナルケーキを作ります。
【今年度の新たな取り組み】
＊今年度からおはなしグルメが始まります＊
毎月子どもたちの大好きな絵本の中から献立を決め、分園の園庭で汁物を子ども達の目の前で作ります。なんの野菜が入っているのか、どう調理されているのかが見えると、食への興味が広がります。「なんの絵本のスープかな？」「次は、こんな味噌汁が食べたいな！」子どもたちが意欲的に発信できるようにサポートをしていきます。
＊クッキングでは、ジャム作り、うどん作り、ドライベジタブルなどを予定しています。食べる事を楽しみ、その楽しさが体と心の栄養になり食育教育の根っこになるよう、食の体験を広げていく場を増やし、新しい発見から、自分たちで作った喜びを感じ、想像力、興味を膨らませていけるような、食育計画をたてています。
食事の時間には、ランチルームに調理室から配膳に出て、子ども達の目の前で盛り付けをしています。食べている子どもたちの笑顔を見ると改めて、安全で美味しい食事を提供しなければと、食事作りへの意識も高まります。調理室では、安心、安全で魅力ある食事を子どもたちに食べてもらうために、衛生面を第一に声を掛け合いながら確認し、大量調理施設衛生管理マニュアルに準じて、食事作りを行っています。
